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上信電気鉄道

画像:所蔵写真(高崎駅 1958.8.22)

上信電気鉄道(群馬県)は、高崎から下仁田に至る地方私鉄です。当初はさらに長野県に向かい、小海線中込に至る上州と信州を結ぶ計画があり、上信電気鉄道と命名されました。
1964(昭和39)年に上信電鉄に改称しています。
国電らしい国電の移籍はなく、昭和30年代の鋼体化により上信スタイルともいえる車体に揃えられています。走行機器には国電機器が多く使用されています。

上信電気鉄道(→上信電鉄)
上信電気鉄道

上野(こうづけ)鉄道により1897年に高崎〜下仁田間を開業し、1921年に上信電気鉄道と改称した上で、1924年に全線電化されました。
1950年から1966年にかけて、観光客誘致を目的に、国鉄からの直通列車「あらふね号」が上野−下仁田間に運行されました。当初は客車を自社の電気機関車で牽引していましたが、電車化により80系も乗り入れています。

1970年代の上信電鉄
上信電鉄

画像:所蔵写真(高崎駅 1977.8.21)

1976年に登場した新造車の1000系。新潟鉄工製で、これまでの上信電鉄のイメージを覆すような斬新な外観とカラーデザインを採用しました。この後、6000系、250形とシリーズ化されますが、残念ながらそこで打ち止め。この時のすぐれたセンスは一体どこから生まれたのだろうかと、今でも不思議に思います。

2020年代の上信電鉄
上信電鉄

撮影:根小屋〜佐野のわたし(2026.3.14)

1950年代に国鉄からの譲受車や機器流用車があった上信電鉄ですが、その後は西武鉄道からの譲受車や新造車による車両代替が進められてきました。
そんな中、2019年にJR東日本から107系を譲受し、上信電鉄700系としてデビューしました。107系はJR化後の車両ですが、165系の機器を使用しており、電動車が集中冷房、制御車が分散冷房を搭載するあたりに165系の面影が残ります。
写真はJR東日本時代のカラーをリバイバルした編成。

目次

上信電鉄
間接的な譲受車
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車両一覧

表6-48 上信電鉄 譲受車概要
カテゴリ 譲受前形式 竣工年 竣工時
系列・形式
改造・改番 改造・改番
4.終戦後 サハ19形 1949年 クハ11号 クハニ12
4.終戦後 サハ25形 1957年 クハニ13号
5.買収国電 (信濃)
モハユニ21形
1952年 デハ12号
5.買収国電 (鶴見)
モハ311号
1951年 デハ20号
5.買収国電 (豊川)
モハ1601形
1959年 クハニ21号 クハ22号 (車体)
近江クハ1205号
8.機器流用 1952〜60年 デハ10号
デハ20形
デハニ30形
クハ20形

生い立ち

  • 1895(明治28)年 上野(こうづけ)鉄道設立
  • 1897(明治30)年 高崎−下仁田間が段階的に全通(軌間762mm)
  • 1921(大正10)年 上信電気鉄道に改称
  • 1924(大正13)年 段階的に電化、1,067mmに改軌
  • 1964(昭和39)年 上信電鉄に改称
主な参考文献
  • P6305-2 柴田重利(1963)「上信電気鉄道」(鉄道ピクトリアルNo.145)
  • Y7501 朝日新聞社(1975)「世界の鉄道'76」
  • P9604-5 鈴木宏治(1996)「上信電鉄」182〜188(鉄道ピクトリアルNo.620)
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“ゲタ電”の頃