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片上鉄道
片上鉄道

片上鉄道(岡山県)は、柵原(やなはら)鉱山で産出される硫化鉄鉱を片上港まで輸送する傍ら、旅客輸送も行っていた鉄道です。1923年に片上(かたかみ)〜和気間が開通したのを皮切りに、1931年に全線開通しています。
終戦後に同和鉱業に合併され、以降、同和鉱業片上鉄道線となります。全線非電化で、旅客列車には気動車と客車が使われていました。
鉱石輸送がトラックに切り替えられるなど輸送量が激減し、1991年に路線廃止されました。

1960年代の片上鉄道
片上鉄道

画像:所蔵写真(片上駅)

「片上鉄道」と大きく書かれた緩急車のワフ5と無蓋車が入れ替え作業中です。

1980年代の片上鉄道
片上鉄道

撮影:和気駅(1981.8.2)

山陽本線の窓から見えた片上鉄道キハ310。
片上鉄道は、国鉄形の気動車、客車を多く所有していますが、この車両は国鉄形を模して新造された車両。
旧型国電との関係は、戦災車を復旧したとされる客車が1両あるだけです。

目次

片上鉄道

車両一覧

表6-92 片上鉄道 譲受車概要
カテゴリ 譲受前形式 竣工年 竣工時
系列・形式
改造・改番 改造・改番
3.戦災復旧 サハ78形 1950年 ホハフ2000形 - -
備考

生い立ち

  • 1884(明治17)年 藤田組が明治政府から秋田県の小坂鉱山の払い下げを受ける
  • 1909(明治42)年 秋田県に小坂鉄道を設立
  • 1916(大正5)年 岡山県で柵原鉱山を買収
  • 1919(大正8)年 片上鉄道(株)設立。藤田組が出資
  • 1923(大正12)年 片上−和気間開業
              和気−備前矢田−井ノ口(貨物駅)間開業
  • 1931(昭和6)年 井ノ口−柵原間開業、片上鉄道の全線開業
  • 1945(昭和20)年 藤田組を同和鉱業(株)に変更
  • 1950(昭和25)年 片上鉄道(株)は藤田興業(株)に合併。藤田興業片上鉄道となる。
  • 1957(昭和32)年 藤田興業(株)が同和鉱業(株)に吸収合併
  • 1991(平成3)年 片上鉄道線は全線廃止
             柵原鉱山が閉山
  • 2006(平成18)年 DOWAホールディングスに改称
主な参考文献
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“ゲタ電”の頃