三井鉱山(機器流用車)
三井鉱山では、1950(昭和25)年製で国鉄モハ63形よく似た客車5両を所有しています。日本車輌製で、63系サハ78形のコピーともいえる車両ですが、自社発注なのか注文流れなのか、意見が分かれるところです。
三井鉱山 ホハ200形(205号)
画像:所蔵写真
終戦後間もない新造時の姿と思われる写真。窓にはガラスがなく板が仮留めされ、3段窓の外側には保護棒が打ちつけられています。
妻板に貫通扉はありませんが、それ以外は、戸袋窓の位置が左右対称の位置にあり、ベンチレーターが7個である点など、国鉄サハ78形とほぼ同型です。国鉄の発注流れという説が裏付けられる写真です。
三井石炭鉱業 ホハ200形(201号)
画像:所蔵写真
旅客輸送の一般的な編成。凸型の電気機関車がホハ200形+コハ100形の2両の客車を牽引しています。
乗務員室が新設され、乗務員扉、貫通扉が付いた末期の姿です。ベンチレーターは、大型のグローブ型4個に交換されています。
後ろのコハ100形は、1948年東芝製の客車です。
三井石炭鉱業 ホハ200形(201号)
画像:所蔵写真(三池車庫 1976.3.30)
上の写真の201号と同じ側面の反対側の妻面を見た角度。この車両は前後ともに貫通式になっています。
また、文献F9105-3によると、反対側の側面には乗務員扉が前後2か所にあります。
三井石炭鉱業 ホハ200形(202号)
画像:所蔵写真(三池港駅 1984.6.7)
この車両は、乗務員扉のある側の妻面が非貫通のままです。
三井石炭鉱業 ホハ200形(204号)
画像:所蔵写真(三池港駅 1976.3.30)
こちらもほぼ同じ形態です。
表6-91-8 三井鉱山(機器流用車)詳細
主な参考文献
- P1905-3 鉄道ピクトリアルNo.959(2019)「三井鉱山ホハ200形」