新潟交通(買収国電の譲渡車)
新潟交通では、元伊那電気鉄道と元宮城電鉄の買収国電2両を譲受しています。2両とも車体が完全に振り替えられ、タネ車の面影はなくなりました。
伊那電気鉄道買収車
新潟交通 モハ16形(16号)
画像:所蔵写真(県庁前駅 1976.3.23)
伊那電気鉄道デハ120形の買収国電であるモハ1924号を譲受したもので、昭和初期の半鋼製車。スタイルは二重屋根など木造車と似ていました。
1969年に小田急デハ1409号の車体に振り替えられました。
元伊那電の車体は、東関屋の工場で倉庫としてしばらく使用されたそうです。
宮城電気鉄道買収車
新潟交通 モハ18形(18号)
画像:所蔵写真(東関屋 1963)
元宮城電気鉄道の木造車で、富山港線で使用されていたものを1956年に譲受し、クハ38としました。
1962年に名義上の鋼体化でモハ18形となりましたが、実際は車籍を引き継いだだけで、日車支店製の新造車体を中古品により電装したもの。
表6-37-5 新潟交通(買収国電の譲受車)詳細
主な参考文献
- P8404-2 阿部堅司ほか(1984)「新潟交通」(鉄道ピクトリアルNo.431)
- P9804-2 鈴木大地(1998)「新潟交通」(鉄道ピクトリアルNo.652)