定山渓鉄道(戦前の譲渡車)

定山渓鉄道では、日華事変の発生に伴い、日本鉱業豊羽鉱山の事業が拡大され、1939(昭和14)年から専用鉄道の輸送が開始されることになるなど利用者の増加が見込まれ、国鉄から木造車1両を譲受しています。

定山渓鉄道 モ300形(301号)
モ301

画像:Y6401(世界の鉄道'65)P88

1938年に国鉄の木造車モハ1形を譲受したもの。両運転台2扉に改造し、外板は鋼板張りとなりました。

定山渓鉄道 モ2300形(2302号)
モ2302

写真:堀江光雄様(東札幌 1969.5.2)

元木造車のモ301号を1964年に車体更新したもので、東急車輌製。耐候性高抗張力鋼を使用していますが、米国バッド社と提携したステンレス鋼の工法を用いており、東急7000系と似たスタイルになっています。腰板にはコルゲート板も貼られています。
隣りにいるのは、元大阪電気軌道吉野線の木造省電タイプクハニ501

表6-31-1 定山渓鉄道(戦前の譲受車)詳細
表6-31-1
主な参考文献
  • P6912-1 小熊米雄(1969)「定山渓鉄道」(鉄道ピクトリアルNo.232)
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“ゲタ電”の頃