(富士身延鉄道)モハ93形→モハ1200形

富士〜身延間の電化に合わせて1927年に日本車輌で新造されたのが、半鋼製の2扉クロスシート車モハ100形で、翌1928年に新潟鉄工で新造されたモハ110形とともに、買収により国鉄モハ93形となりました。1953年の称号改正ではモハ1200形となっています。
戦後に飯田線に転属し、1958年までに廃車になりました。

モハ93004
モハ93004

画像:所蔵写真(富士電車区 1950.8.1)

元富士身延モハ100形で、買収と同時にモハ93に改称されました。
写真は戦後の姿で、片運転台化と乗務員扉増設が施されています。まだ身延線で使用中で、前面窓2枚は2段窓。

モハ1200形(1203号)
モハ1203

画像:所蔵写真(伊那松島機関区 1957.11.23)

身延線から飯田線に移り、1953年にモハ1200形に改称してからの姿。前面窓はすべて1枚ガラスになっています。

モハ1200形(1205号)
モハ1205

画像:所蔵写真(伊那松島機関区 1957.11.23)

モハ1205

画像:所蔵写真(伊那松島機関区 1957.11.23)

1928年新潟鉄工製のモハ110形は、製造年・製造所は異なるものの、実質的にモハ100形と同型車です。国鉄では同じ形式にまとめられます。

モハ1200形(1206号)車内
モハ1206

画像:所蔵写真(伊那松島機関区 1957.11.23)

2扉クロスシートの車内です。座席の背摺りは板張りです。

表5-12-1 モハ93形詳細
表5-12-1

主な参考文献
  • B0201 佐竹保雄ほか(2002)「私鉄買収国電」ネコ・パブリッシング
  • M1901 長谷川明(2019)「私鉄買収国電」(RM LIBRARY 238)
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“ゲタ電”の頃