(南海鉄道)モタ3000形→モハ2250形→クモハ20形100番代

買収間近の1941〜42年に新造されたモタ3000形は、ノーシル・ノーヘッダーのスマートな外観です。窓は上部にRがある優雅なスタイルで、側窓は2つがペアになっています。

モハ2250形
モハ2250形(2251号)
モハ2251

画像;所蔵写真(美章園駅 1958.3.21)

1941年製のモタ3001・3002号は張上げ屋根の美しいスタイルで、1951〜52年に更新修繕Ⅰを受けた後もそのままの姿を残していました。
1953年の称号改正では、阪和形電動車では最終のモハ2250形が与えられました。

モハ2250形(2253号)
モハ2253

撮影:生地健三様(鳳電車区)

1942年製のモタ3003号以降は雨樋が付きました。
戦局の悪化で当初は非電装でしたが、3003・3004号は1944年に電装されました。残りの3両は非電装のまま残り、1953年の称号改正で正式にクハとなっています。

クモハ20100〜
クモハ20100
クモハ20100

撮影:上原庸行様(鳳駅 1966.1.3)

1959年の更新修繕Ⅱにより、普通屋根化、グローブ型ベンチレーター化、運行灯取付などが行われました。

クモハ20101
クモハ20101

撮影:上原庸行様(鶴ヶ丘駅 1966.1.22)

こちらはさらに運転台前面窓がHゴム支持に改造されています。

表5-22-6 モハ2250形詳細
阪和電気鉄道

主な参考文献
  • C5321 吉田明雄(1953)「阪和線 −買収国電を探る(9)」(鉄道ピクトリアル No.29)
  • B0201 佐竹保雄ほか(2002)「私鉄買収国電」ネコ・パブリッシング
  • M1901 長谷川明(2019)「私鉄買収国電」(RM LIBRARY 238)
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“ゲタ電”の頃