北関東のローカル路線

日光線 (1959-1976)

日光線は日本鉄道により全線開業していたものを、1906(明治39)年に国有化した路線で、観光地日光へのアクセス路線として、上野から直通の優等列車が運行されています。1959(昭和34)年に電化され、戦前型国電が投入されましたが、両数は多くなく、東北本線の115系、及び間合い運用の165系により置き換えが進み、1976年に運行を終了しています。


路線
1959(昭和34)年 電化
日光線

1959(昭和34)年9月に東北本線の宇都宮電化に合わせて電化されました。上野からは80系による直通列車が設定され、普通列車のほか直通準急「だいや」が運転されます。
ローカル運転の戦前型は、間合い運用で東北本線宇都宮以北に運用されたことはありますが、日光線との直通運転はありません。

車両
戦前型国電
日光線

画像:所蔵写真(小山電車区 1972.9)

1959年の電化時にクモハ41形が配置されたのを皮切りに、3扉ロングシート車を中心に運用されますが、2扉のサハ15やサハ75形、さらには80系との混結運転なども見られました。
当初はブドウ色で、各地からの転入車にスカ色が混じることもありましたが、1972年から全車スカ色に統一されました。
所属は宇都宮機関区から、1961年に新規発足の宇都宮運転所、1968年に小山電車区に移動になりました。一時期東北本線の宇都宮〜黒磯間の区間運転を担当したこともあります。
115系の増備により、1976年に運行を終了しました。

(新性能化後)165系
日光線

画像:所蔵写真(有楽町駅 1963.6.9)

日光線から東北本線、東海道本線を直通する準急「湘南日光」の165系です。

主な参考文献
  • P7205-1 沢柳健一(1972)「ローカル国電のもつ役割と現状」(鉄道ピクトリアルNo.265)
  • P7205-3 沢柳健一(1972)「日光線」(鉄道ピクトリアルNo.265)
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“ゲタ電”の頃