静岡地区の路線

御殿場線 (1968-1979)

御殿場線は、元々は東海道線の一部でした。しかし、蒸気機関車に補機が必要な勾配の難所であったことから、1934(昭和9)年に丹那トンネルが開通したことにより、熱海経由が東海道本線となり、こちらは支線の御殿場線と改称しました。
1968(昭和43)年に電化され、72系が投入され、1979(昭和54)年まで活躍しました。
路線
1968(昭和43)年 電化
御殿場線

1968(昭和43)年4月に国府津〜御殿場間が、同年7月に御殿場〜沼津間が電化され、全線電化されました。全線電化の際に72系を中心とした旧型国電が転入しました。
東海道線国府津〜小田原間に直通する列車が朝片道1本だけあります。

車両
御殿場線

画像:所蔵写真(岩波〜裾野間 1979.3)

電化と同時に首都圏から72系とクモハ60がスカ色に塗られて転入しました。すべてロングシート車ですが、サハ78にはトイレが設置されました。
1970年にはクモハ60が身延線に転用され、4扉の72系に統一されています。
1979年に東北本線から115系が転入し、72系の運行は終了しました。

御殿場線

撮影:富士岡−南御殿場(1984.3.12)

1979年に東北本線から115系が転入しました。モハ114は低屋根の800番代が充当されており、同じ沼津機関区配置の身延線の運用も考慮していたようです。
これまでの72系はスカ色でしたが、115系は湘南色のまま使用されました。

主な参考文献
  • B5901 新出茂雄ほか(1959)「国鉄電車発達史」電気車研究会
  • P7205-1 沢柳健一(1972)「ローカル国電のもつ役割と現状」(鉄道ピクトリアルNo.265)
  • P7205-7 福田行高ほか(1972)「御殿場線」(鉄道ピクトリアルNo.265)
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“ゲタ電”の頃