横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄では、当初からドア部分に色付けするという独自の方法を取りました。しかし1990年代にはごく普通の窓下と窓上のラインに後戻りしてしまいます。
1000系(1972年)
初期の横浜地下鉄は、JR山手線の半世紀ほど前からドア部分に色を付けるという先進的な塗り分けを実施していたのです。
3000系(1992年)
20年後には、かなり一般的な、窓下、窓上、前面窓下の“3点セット”に落ち着いてしまいました。
4000系(2022年)
50年後にまた新たな展開です。窓下に細いラインは残りましたが、4本のグラデーションラインを縦や斜めに配置しています。
写真で詳細説明
横浜市交通局 1000系
撮影:sakaisuji66613様(新羽車両基地 2006.12.16)
山手線で扉部分の色付けが話題になる45年前に、新規に開業した横浜市営地下鉄では、このようなデザインを導入していました。
前面窓も、左右で大きさを変えるなど、他に類を見ないスタイリングです。
横浜市交通局 2000系
画像:横浜市交通局発行パスネット
2代目車両の2000系までは、ドア部分色付けの1000系の個性をそのまま引き継いでいます。
車両デザインそのものは、前面貫通扉をオフセットするなど、東京の営団地下鉄に一歩近づいています。
横浜市交通局 3000系
撮影:新羽−北新横浜間(2025.6.14)
う〜ん、こうなってしまったか、と思った普通っぽい帯入れをした電車。その後、路線名に「ブルーライン」という愛称がつきました。
横浜市交通局 4000系
撮影:新羽−北新横浜間(2025.6.14)
パイオニアの立場としては、山手線を発端に始まったドアへの色付けブームには苦々しい思いもあったと思いますが、自身の過去スタイルには回帰せず、ドア付近から斜めに出たグラデーションという新しい手法を採り入れました。
