窓下にラインを入れがち

水間鉄道


水間鉄道は大阪南部にあり、南海電鉄との関係が深かったようですが、独立系の私鉄でした。1990年に東急からの譲受車を入れたことで、ステンレス車が初めてお目見えしました。
しかし、2005年に会社更生法を適用し、グルメ杵屋により2006年から再建が図られます。

7000系(1990年)独創性
水間鉄道

東急7000系を譲受した車両で、同年に制定したコーポレートマークを前面に置きました。
ステンレス車にはどうしてもラインを入れてしまう傾向の中で、地方私鉄としてはピカイチのハイセンスな展開方法だったと思います。

1000系(2006年)
水間鉄道

2006年の再建とともに、車両もリニューアルし1000系という名前に変わります。
残念ながら、窓下にラインを入れるという最も平凡なデザインに後戻りしてしまいました。編成ごとに色を変えるという試みをしていますが、ちょっと垢抜けない印象です。

写真で補足説明

水間鉄道 7000系
水間鉄道

撮影:水間車庫(2025.8.23)

当初のデザインの車両が1編成だけ保存されていました。
無理に窓下にラインを入れたりしなくても、ハイセンスなデザインのステンレス車ができるという良い見本です。

水間鉄道 1000系
水間鉄道

撮影:水間観音−三ヶ山口(2025.8.23)

臙脂色のラインを入れた編成。コルゲートの上にラインを入れてしまったのもさることながら、前面のラインに太い白線が混じっている点が、なぜか古さを感じます。

水間鉄道 1000系
水間鉄道

撮影:水間車庫(2025.8.23)

元々青系のラインだった車両を、青森県の弘南鉄道と相互にカラー交換をしたもの。
もっとも、今の私には弘南鉄道と青色というイメージが、あまり一致しません。

水間鉄道 1000系
水間鉄道

撮影:水間観音駅(2025.8.23)

先頭車化改造の編成も2編成あります。緑色のラインで、前面は斜めにカットし、濃淡の対比をつけています。
なるほど、先の臙脂色の編成もこれに倣えば、もっと恰好よかったんだと思いました。

水間鉄道 1000系
水間鉄道

撮影:水間観音駅(2025.8.23)

同じ基本デザインでオレンジ色ベースの車両。
ヘッドマークをつけていますが、色々なコラボレーションをしたり、イベントをやったりして、事業活性化の努力が見られます。ラインを入れちゃってと悪口を言いましたが、飽くまでも見た目の印象を語ったということでお許しください。

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80s岩手県のバス“その頃”