JR北海道
JR北海道はコーポレートカラーがライトグリーンですが、富良野で有名になったラベンダーの紫色も多用しながら、統一したイメージの車両を送り出しています。
キハ54(1986年)
国鉄時代に新造されたステンレス製の気動車で、窓下に赤いラインと、補色として白と黒の細線が入ります。
民営化後のJR北海道のコーポレートカラーとは無関係な色ですが、民営化後もそのままの色で使用されています。
721系(1988年)
JR北海道発足後の札幌都市圏用の近郊形電車です。
コーポレートカラーのライトグリーンを、窓下、窓上、前面の3点セットで展開するという安全策を取りました。
731系(1996年)
電車と気動車が併結運転するという新しいコンセプトで製造された731系はライトグリーンに赤い補色を入れています。併結相手のキハ201系では、赤の代わりに青いラインが入ります。
特急形
785系(1990年)
「スーパーホワイトアロー」などに使用されるステンレス製の特急形電車。ラベンダー・バイオレットのラインを中心に、側面のラインには補色としてライトグリーンも添えられます。
キハ283系(1995年)
「スーパーおおぞら」などに使用されるステンレス製の特急形気動車。先頭部は普通鋼製で、その部分がコバルトブルーに塗られています。ステンレス地色との境界線にはライトグリーンのラインが入り、最前部の客用窓が赤色というブロックパターンは、その後のJR北海道の特急形デザインの基本になりました。
789系(2002年)
「スーパー白鳥」などに使用されるステンレス製の特急形電車。気動車が先頭部を青色にしたのに対し、電車はライトグリーンにして区別します。塗り分けパターンは共通です。
東北新幹線に接続するため、本州の八戸まで乗り入れます。
写真で補足説明
JR北海道 721系
画像:オレンジカード(1999)
国鉄民営化から間もない時期、近郊形電車の正統派進化形として登場した721系は、コーポレートカラーのライトグリーンの帯を“3点セット”で展開した点も正統派らしい姿です。
JR北海道 731系
画像:オレンジカード(1997)
電車と気動車を併結して運行するというのは、国鉄時代にはほとんどなかった発想です。
手前3両が赤い補助ラインの電車731系、後ろ3両が青い補助ラインの気動車キハ201系。
JR北海道 785系
画像:オレンジカード(1993)
「スーパーホワイトアロー」に使用される特急形電車。窓まわりは黒色、側面のラベンダー・パープルのラインも細めで、全体の印象はモノトーンです。
JR北海道 キハ283系
画像:オレンジカード(2002)
JR北海道の特急形は、電車も気動車も運転台を屋根上に設置したノッポなスタイルになります。小編成化が進むと前面に貫通扉が必要になりますが、それをうまく消化して特急らしい顔を維持しているのはさすがです。
JR北海道 789系
画像:オレンジカード(2002)
側面はステンレス無塗装を基本にしますが、先頭部は普通鋼製で、電車はライトグリーン、気動車はブルーに塗られます。側面は扉付近を色を付けるというパターン。無機質なステンレスを、無塗装を維持しながら無機質に見せない工夫です。
