日本の鉄道

総武本線・成田線

急行列車

急行「犬吠」
キハ28
急行形気動車
(新宿・両国〜銚子)

急行「水郷」
キハ28
急行形気動車
(新宿・両国〜成田〜鹿島神宮・銚子)

普通列車

快速
113系
113系1000番代
(東京〜津田沼〜成田)

快速
103系
103系
(上野〜我孫子〜成田)

各駅停車
72系
72系
(千葉〜成田、我孫子〜成田)

1972年7月、東京地下駅から津田沼まで開通した総武快速線には、横須賀線と同じ113系が新車で投入されました。中央快速線も常磐快速線も4扉ロングシートなのに、総武快速線だけ格上なのは羨ましく感じました。
1973年9月には、成田線成田〜我孫子間の電化も完成し、常磐線側からの直通電車も運転を開始しました。

普通列車
キハ35
一般形気動車
(千葉〜成田・成東〜銚子)

普通列車
オハフ33
旧型客車
(千葉〜成田・成東〜銚子)


方面看板

気動車王国の最後の砦となった総武本線。ここでしか見られないステンレス製のキハ35形は、視認性向上のため前面に朱色の警戒色が入れられました。
1974年10月に、総武本線は全線電化が完成することになります。

内房線・外房線

特急列車

L特急「さざなみ」
183系
183系
(東京〜千倉)

L特急「わかしお」
183系
183系
(東京〜安房鴨川)


誘導サイン


まるで581系を赤くしたかのような新型特急電車183系が登場したのは、1972年7月の房総地区の電化に合わせて運転される“房総特急”のためでした。それまでのボンネット型に比べて、新しい時代の到来を予想させる前面貫通扉付のスタイルは、子ども心には魅力的でした。しかし、大人たちの「かっこわるい」「特急らしくない」という評価に、自然に引きずられていくのでした。

急行列車

急行「なぎさ」
165系
165系
(新宿・両国→木更津→勝浦→両国・新宿)

急行「みさき」
165系
165系
(新宿・両国→勝浦→木更津→両国・新宿)


房総西線、房総東線は、全線電化に合わせて内房線、外房線と名前を変えました。一方、それまで「内房」「外房」と名乗っていた急行は、電車化に伴い循環急行となり「なぎさ」「みさき」という房総半島の美しい自然を連想させる愛称に進化しました。
しかし、この愛称の期間は短く、すぐに元の「内房」「外房」に戻されてしまうのです。

普通列車

快速
113系
113系1000番代
(東京〜君津・大原)

快速「青い海」
113系
113系1000番代
(東京〜館山〜千倉)

快速「白い砂」
113系
113系1000番代
(東京〜茂原〜安房鴨川)

海水浴シーズンには、臨時快速「青い海」「白い砂」が運行されました。本家の横須賀線を差し置いて、スカ色の起源を表す愛称のヘッドマークを掲げる千葉鉄道管理局は素晴らしいと思いました。

普通列車
113系
113系
(千葉〜安房鴨川)

普通列車
72系
72系
(千葉〜安房鴨川)


国鉄バス乗り換え看板

気動車王国といわれた房総半島は、旧形電車の72系に続いてスカ色の113系が投入され、普通列車も近代化が進みます。
間もなく総武本線も電化されることになりますが、不足する72系は関西からもかき集められ、中古車王国になります。

東金線

普通列車
72系
72系
(千葉〜大網〜成東)

装柱車
ヤ390
ヤ390形
(大網駅留置)

鹿島線

普通列車
キハ55
一般形気動車
(千葉〜佐原〜鹿島神宮)

久留里線

普通列車
キハ45
一般形気動車
(木更津〜上総亀山)


トキ25000
トキ25000形

木原線

普通列車
キハ17
一般形気動車
(大原〜上総中野)

幕張電車区

新聞輸送車
クモハユ74
クモハユ74形
(両国〜安房鴨川)

新聞輸送車
クモユニ74
クモユニ74形
(両国〜安房鴨川)

職員輸送車
クモハ40
クモハ40形
(津田沼駅〜幕張電車区)

津田沼〜幕張間の広大な空地のような所に作られた幕張電車区は、房総方面電化の一大拠点となります。
旅客列車に併結される新聞輸送で後年に有名になった荷物電車は、旅客合造車として作られたクモハユ74だけでは足りず、東海道、山陽筋からクモユニ74が転入を始めた頃です。
そして、職員の通勤の足として、クモハ40が津田沼駅との間を単行で走っていたようです。

入口(南口)

私鉄線(国鉄との競合)

京成電鉄

特急「スカイライナー」
京成AE車
AE車
(京成上野〜京成成田)

特急「くろしお」
3500系
3500系
(京成上野〜京成成田)

特急「逗子」
3200系
3200系
(京成成田〜京浜逗子)

京成電鉄は、成田空港輸送用に専用の特急電車AE車「スカイライナー」を用意しましたが、開港が遅れたため、これまでの「開運号」に代わり、有料の特急列車として運転されていました。
「くろしお」は海水浴特急で、京成成田駅で蓮沼海岸へのバスに接続します。
「逗子」号は都営地下鉄1号線を経由して京浜急行との三社直通運転を行う特急です。逗子行が「逗子」号、成田行が「パシフィック」号を名乗ります。やはり目的は海水浴です。

ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”