日本の鉄道

高崎線・上越線

特急列車

L特急「とき」
181系
181系
(上野〜新潟)

特急「はくたか」
481系
481系
(上野〜長岡〜金沢)


上野駅改札看板

特急「はくたか」は、上越線経由で北陸に向かう特急です。元々は信越本線経由でしたが、碓氷峠の通過が8両編成に制限されるため、経由を変更した経緯があります。60Hz用の赤いスカートが上野で見られる唯一の存在でした。

急行列車

急行「佐渡」
165系
165系
(上野〜新潟)

急行「ゆけむり」
165系
165系
(上野〜水上)

急行「北陸」
ナハネフ10
旧型客車(座席・寝台)
(上野〜長岡〜金沢〜福井)

この急行3銘柄はいずれも高崎から上越線方面に向かう列車です。
急行「ゆけむり」は単独運行で走る列車は少なく、吾妻線直通の「草津」、両毛線直通の「あかぎ」、信越本線に向かう「軽井沢」などと併結運行していました。
※急行「佐渡」は、この時すでにヘッドマークをつけていなかったと思いますが、165系で大型ヘッドマークをつけていた良き時代を偲んでみました。

普通列車

普通列車
115系
115系
(上野〜水上・前橋)

普通列車
70系
70系
(高崎〜新潟)

普通列車
クモハ73
72系
(高崎〜水上・伊勢崎)

高崎線の普通列車は115系が主体ですが、上越線に入るところで「新潟色」の70系にバトンタッチします。
また、短期間ではありましたが、高崎近郊のローカル輸送に、ブドウ色の72系が使用されていました。

両毛線

急行「あかぎ」
165系
165系
(上野〜高崎〜前橋)

急行「わたらせ」
165系
165系
(上野〜小山〜高崎)

普通列車
クハ77
70系
(高崎〜小山)

両毛線は、上越線新前橋と東北線小山を結ぶ路線で、両線からの直通列車があります。中でも急行「わたらせ」は、両毛線内は全区間普通列車として運転され、東北線内は「なすの」「日光」などと併結されており、単独での急行運転がないというおかしな列車です。

吾妻線

特急「白根」
157系
157系
(上野〜高崎〜万座鹿沢口)

急行「草津」
165系
165系
(上野〜高崎〜万座鹿沢口)

普通列車
クハ55
戦前型国電
(高崎〜新前橋〜大前)

上野から急行「草津」に乗っても滋賀県草津市には行けません。高崎から長野に行こうと思って「長野原行」の電車に乗ってしまった人もいます。そういう私は、「万座鹿沢口(まんざかざわぐち)」と身延線の「鰍沢口(かじかざわぐち)」の区別がついていませんでした。

只見線

急行「奥只見」
キハ58
急行形気動車
(会津若松〜小出)

急行「いなわしろ」
キハ52
一般形気動車
(仙台〜福島〜会津若松〜只見)

普通列車
キハ45
一般形気動車
(会津若松〜小出)

只見線には、1974年10月をもって姿を消すC11形蒸気機関車が最後の活躍を見せていました。会津線(会津若松〜田島)、日中線(会津若松〜熱塩)と合わせて、蒸気機関車ファンが集まり、それ以上にマスコミが「SLブーム」を盛り上げていました。

蒸気機関車
C11
C11形
(会津若松機関区所属)

郵便・荷物車両

郵便電車
クモユ141
クモユ141形
(上野〜新潟)

郵便・荷物電車
クモユニ74
クモユニ74形
(隅田川〜大宮〜小山〜高崎・水上)

荷物車(パレット輸送)
スニ41
スニ40・41
(上野〜新潟)

上越線を走る郵便・荷物車両です。
クモユ141は、郵政省所有の郵便車で、国鉄所有の荷物電車が旧形車の改造なのに比べて、冷房付の新車でした。併結する旅客列車に冷房がない時代にもかかわらず。
スニ40系列は、パレット輸送を行う荷物車で、客車に区分される車両ですが、見てくれは貨車そのものでした。増備車はワキ8000形になり、形式も貨車になるのですが、運行上の分類は客車なので、急行列車などにも併結されていました。

私鉄線(国鉄車両乗り入れ)

秩父鉄道秩父本線

急行列車
300系
300系
(熊谷〜三峰口)

普通列車
100系
100系
(羽生〜熊谷〜三峰口)

急行「ちちぶ」
115系
国鉄115系
(上野〜熊谷〜三峰口)

秩父鉄道には、季節列車ですが高崎線から115系が乗り入れていました。急行「ちちぶ」は、国鉄線内の往路は急行「あかぎ」「ゆけむり」と併結運転、復路は普通列車と併結運転をしていました。秩父鉄道線内は普通列車だったようです。ほかに普通列車の「みつみね」という列車もありました。
秩父鉄道の自社車両は、秩父への観光には2扉クロスシート車が有料の急行「秩父路」に充当されているほか、普通列車もロングシートではあるものの2扉車が充当されていました。

私鉄線(国鉄と競合)

西武秩父線

特急「ちちぶ」
5000系
レッドアロー5000系
(池袋〜西武秩父)

急行「奥武蔵」
101系
ASカー101系
(池袋〜西武秩父)

貨物列車
E851
E851形電気機関車
(池袋・国分寺〜東横瀬)

西武鉄道は1969年に西武秩父線を開通させ、それまでの秩父鉄道経由でのアクセスから大幅な時間短縮を図りました。同時に、従来の西武のイメージを完全に覆す最新車両を投入しました。有料の特急列車にはレッドアロー号を、普通電車には黄色い新形電車101系を投入、101系は休日の料金不要の急行電車にも使用します。
また、セメント輸送には、国鉄のEF65形によく似た強力形電気機関車E851形を新造しました。

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80s岩手県のバス“その頃”