河川敷の練習場
河川敷でバスの廃車体を見る機会が多いことに気付きましたので、それをまとめてみました。恐らく占用許可の関係で、建物を建てるのが難しいことから、移動可能なバスを使用しているというような事情は想像できます。ここでは、ゴルフ練習場などのスポーツ関連をまとめてみます。
ゴルフ練習場
広島県のゴルフ場(2012年)
ゴルフ練習場の休憩室 広島交通 日産デUA30N(1978年)
撮影:広島県(2012.3.4)
河川敷にあるゴルフ練習場の休憩室や受付などに、複数のバス廃車体が使われています。
手前の休憩所2両のうち、後ろ姿が見えるのは、西日本車体の通称「カマボコ」。メトロ窓になっているので、このボディスタイルでは最終年式と思われます。
対岸にも3台のバスが見えます。この時点では、対岸のもう1台と合わせて、合計6台が存在しました。
(ストリートビューによると、2015年7月時点で撤去を確認)
ゴルフ練習場の受付 広島交通 日産デUA30N(1979年)
撮影:広島県(2012.3.4)
2台並んだバスを前側から見たところ。こちらはボディが78MCにモデルチェンジした後のもの。「カマボコ」ほどの個性はなくなりました。
前面には方向幕の両脇に経由地幕と種別幕がつく独特の配置。メトロ窓、サブエンジン式冷房、ハイバックシートというグレードの高さは、広島の土地柄か民間3社が競い合うロケーションからか、バス文化の高い西日本を象徴する仕様です。
(ストリートビューによると、2015年7月時点で撤去を確認)
ゴルフ練習場の休憩室
撮影:広島県(2012.3.4)
広島交通 日産デP-UA32N(1986年)
対岸には4台のバスが活用されており、そのうちの3台が同型車。こちらの方が設置が遅かったようで、2005年頃に廃車になった車両が置いてあります。
西日本車体の58MCと呼ばれるスケルトンタイプのボディで、日産ディーゼルの長尺車。
(前側の1台は2018年7月の水害後に撤去されています)
ゴルフ練習場の倉庫
撮影:広島県(2012.3.4)
広島交通 日産デP-UA32N(1986年)
同型車の残り1台は、離れたところにあり、倉庫なのか、何も書かずに置いてありました。
(2021年5月現在、撤去済み)
ゴルフ練習場の受付・売店
撮影:広島県(2012.3.4)
中国JRバス 三菱P-MP118M(1984年)
撮影:広島県(2012.3.4)
このゴルフ練習場にある6台中、なぜか1台だけのJRバス。それもモノコックボディ。
前中折り戸の国鉄バスらしい仕様の車両で、方向幕は系統幕つきの小型幕。側面の方向幕は腰板にあります。
この車両は、車体に書かれている通り、受付に使用されているほか、売店にもなっているようです。
(ストリートビューによると、2019年8月〜2020年12月の間に撤去)
広島県のゴルフ場(2021年)
ゴルフ練習場の休憩室
撮影:広島県(2021.5.29)
広島交通 日産デP-UA32N
撮影:広島県(2021.5.29)
2台縦列だった休憩室が、西工58MC型1両になっていました。1988年製くらいだと思われます。
ストリートビューによると、2015年7月時点でこのタイプ2両に置き換わっています。その後、2018年7月に水害がありましたが、1両減はそのせいでしょうか?
ゴルフ練習場の倉庫
撮影:広島県(2021.5.29)
広島交通 日産デU-UA440NAN
対岸にいた4台も2台に減っており、ゴルフ場のバスは合計3台になっていました。その中で最新車がこの車両です。
倉庫のような役目のようで、前ドアの脇に「受付」の文字が見えますが、これは「受付」がこの先の方にあるという誘導サインです。
ゴルフ練習場の受付
撮影:広島県(2021.5.29)
広島交通 日産デP-UA32N(1986年)
この1両は、2012年にもあった車両が残っていました。色もくすんだグリーンのままです。
なお、これらの一群の特徴として、ホイールは広島交通時代の赤のまま残されています。
戸田橋ゴルフ練習場
ゴルフ練習場の事務所
撮影:東京都(2008.12.31)
東京都交通局 いすゞBU20KP
河川敷でゴルフ練習場の事務所になっている廃車体です。窓は鉄板でふさがれ、異様な出で立ちになっています。情報提供者によると、元東京都交通局の車両で、前面の3つのフックの痕跡からスクールバスとして使用されていた車両ではないかとのことです。
手前の青い枠の看板は料金表、バスの屋根にはスピーカーが付けられています。型式は推定です。
情報提供:ちょご姉様
(2012年3月に撤去を確認)
ゴルフ練習場の倉庫
撮影:東京都(2008.12.31)
自家用 三菱ローザ
上の都営バスのすぐ近くで、窓に格子のつけられた三菱ローザがありました。
「幼児バス」の三角マークとゴルフ練習場の文字がミスマッチですが、幼児バスを流用し、倉庫か何かになっているようです。1986年にエアロバスのイメージにモデルチェンジした最初のモデルで、短尺、スタンダードルーフ、後面非常ドア付の幼児バス仕様です。
(2012年3月に撤去を確認)
スポーツ練習場
テニスコートの休憩所
撮影:さいたま市(2012.3.11)
三菱U-MP218K
スポーツクラブのテニスコートなどがある河川敷に、真っ赤に塗られたバスが置かれています。ここの送迎バスと同色に塗られていますが、送迎バスを転用したのかどうかは不明。
前ドアから入り、車内で休憩したり食事をしたり出来るようになっています。
