松本電鉄・諏訪バス

1984(昭和59)年導入車

昭和の松電図鑑

写真:正月に松本市内田地区や塩尻で見られる飾り御柱

1984年には、貸切バスに初めてエアロバスが導入されたほか、諏訪バスが高速バス飯田〜新宿線に参入し、グループとして初めて高速バスの運行を開始しました。
路線バスも、メーカーのモデルチェンジにより、スケルトンタイプの新しいボディスタイルに変わっています。


路線車

三菱P-MK116J(松本電鉄479、諏訪バス57)
松本電鉄 479(松本22あ947)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1988.7.5)

松本電鉄で初めての中型路線バスは、いすゞと三菱が1両ずつで、いずれもスケルトンタイプの路線バスは初めての登場でした。

諏訪バス 57(松本22あ946)
諏訪バス

撮影:茅野営業所(1989.3.21)

松本電鉄とともに1両ずつ入ったモデルチェンジ後の三菱MK。諏訪バスのこの車両は、方向幕の脇にスピーカーのようなものが付けられています。

いすゞP-LR312J(松本電鉄478、諏訪バス213)
諏訪バス 213(松本22あ957)
諏訪バス

画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)

諏訪バス 213(松本22あ957)
諏訪バス

画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)

松本電鉄、諏訪バスともに、モデルチェンジ直後のいすゞ中型バスを1両ずつ導入しました。
松本電鉄は3年間同型車が増備されますが、諏訪バスはこの年度の1両で終わりました。

いすゞP-MR112F(諏訪バス216)
諏訪バス 216(松本22か154)
諏訪バス

撮影:霧ケ峰ロイヤルイン(1990)

松電グループがダウンサイジングのため好んで導入していたこの時期の小型バスでは最終期に当たる車両。前年に松本電鉄が購入したものとよく似ていますが、メーカー側のモデルチェンジにより型式が変わり、後面窓がルーフラインまでの大きなサイズになっています。
路線バス用ですが、この時は自社のドライブイン従業員輸送に使われていた模様です。

高速車

いすゞP-LV219S(諏訪バス214・215→848・849)
諏訪バス 848(松本22あ990)
諏訪バス

撮影:諏訪市(1990.1)

1984年に中央高速バス新宿〜飯田線に参入し、初めての高速バス車両として2両が導入されたハイデッカーⅤ型。車種選択の理由は分かりませんが、山梨交通に近い仕様です。45人乗りでトイレはありません。
1989年に貸切に改造され、貸切新カラーに塗り替えられました。車番も貸切の800番台に変わっています。外観では、側面の方向幕が埋められています。

貸切車

いすゞK-CSA650(松本電鉄400・401、松電観光バス140・141、諏訪バス819・820)
松本電鉄 401(松本22あ934)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1988.9.14)

グループで仕様を合わせて導入されたいすゞのハイデッカーⅣ型で、スィングドア、固定窓の45人乗り。エアロバスとともに、各社に2台ずつ入りました。
側面窓の最前部が前面に向けて傾斜しているあたりは、当時の流行です。

諏訪バス 819(松本22あ931)
諏訪バス

撮影:茅野営業所(1989.3.21)

同型車で諏訪バスの車両。1988年に貸切新カラーに塗り替えられました。窓の周りは紺色です。またメッキ色に輝いていたバンパーやライトベゼルも紺色に塗りつぶされています。

三菱P-MS725S(松本電鉄402・403、松電観光バス240・241、諏訪バス821・822)
松本電鉄 403(松本22あ951)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1989.4)

グループで仕様を合わせて導入された固定窓のエアロバスで、やはり各社2両ずつ入りました。
ドアの上のガーニッシュ部分は通常黒いのですが、このデザインだと赤のボディカラーに塗られてしまうようです。

松電中央観光バス 240(松本22あ929)
松電中央観光バス

撮影:本社営業所(1991.1)

松電観光バスが導入したエアロバスで、松電中央観光バス設立時に移籍したもの。
松電観光バス時代に貸切新カラーに塗り替えられましたが、上半分とバンパー・ライト周りが車体裾と同じ紺色に塗られています。全体的につや消しをされているような感じで、暗い印象です。

諏訪バス 822(松本22あ950)
諏訪バス

撮影:諏訪市(1990.1)

諏訪バスのエアロバスも1988年に貸切新カラーに塗り替えられました。ドア窓周りは車体裾と同じ紺色になっていますが、松電観光バスと異なり、屋根は銀色、バンパーも黒色のままです。

諏訪バス 30821(松本22あ948)
諏訪バス

撮影:諏訪市(1991)

各社のエアロバスは、貸切新カラーへの塗り替えには温度差がありましたが、GI(グループ・アイデンティティ)導入後は、すぐに「Highland Express」カラーに統一されました。
今度は、バンパーやライト周りも白く塗りつぶされました。これはグループ全社共通のやり方でした。もっとも、ドアの上のガーニッシュは本来の黒色です。これはこれでよかったと思いました。

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80s岩手県のバス“その頃”