松本電鉄・諏訪バス

1983(昭和58)年導入車

昭和の松電図鑑

写真:冬の風物詩である諏訪の寒天作り

1983年も基本的に前年の踏襲です。
この年に導入された小型バスは、路線バスながら直線塗り分けに変わりました。ただしモノコックボディの中型バスは既存塗り分けの最終新車となりました。


路線車

いすゞK-CDM410(諏訪バス211・212)
諏訪バス 211(松本22あ910)
諏訪バス

撮影:岡谷駅(1988.11.23)

大型方向幕を採用した中型バス。旧デザインでの最後の新車になります。
この車両の結末は追い切れていませんが、直線塗り分けにもHighland Shuttleにも塗り替えられず、中古冷房車に押し出されて廃車になったのだと思います。

いすゞK-DBR370(松本電鉄380〜384?)
松本電鉄 384(松本22か150)
松本電鉄

撮影:明科営業所(1989.3.5)

松本電鉄 381(松本22か146)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1988.10.21)

松本電鉄のこの時期のマイクロバスとしては最後の増備車。ボディメーカーの北村製作所のモデルチェンジにより、屋根肩の角張り方が変わりました。また、路線タイプとしては初めて、新しい直線塗り分けに変わりました。

貸切車

いすゞK-CSA580(松電観光バス581〜583、諏訪バス 815〜818?)
諏訪バス 815(松本22か900)
諏訪バス

画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)

諏訪バス 815(松本22か900)
諏訪バス

画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)

前年に引き続き導入された上高地乗入用の平屋根車。いすゞは松電観光バスと諏訪バスに入りました。
写真は新塗装に塗り替えられた姿ですが、ドア上の幕板が黒塗装になっている点が諏訪バスの特徴です。またバンパーは他の2社と異なり紺色塗装がされていません。このカラーへの塗り替えは、会社ごとに個性がありました。

三菱K-MS615N(松本電鉄370〜375、松電観光バス584〜586)
松本電鉄 371(松本22あ905)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1988.4.28)

松本電鉄は前年と同様、三菱車で揃えました。同じボディでいすゞと三菱が存在するのは、1980年のR1型フルデッカーからの手法で、富士重工ボディだからこそできる技です。同じ外観で揃えることが商品力にもなる貸切バスでは、富士重工の存在は貴重だったはずです。
この時点では、1982年製は塗装変更されていましたが、1983年製は登場時の姿を残していました。

松電観光バス 584(松本22あ897)
松電観光バス

撮影:本社営業所(1992.1)

松電観光バスにはいすゞと三菱の両方がありました。
1988年に当時の新カラーに塗り替えられましたが、窓周りが車体裾と同じ紺色に塗り分けられているのが松電観光バスの特徴。もともと変な組み合わせのカラーリングですが、余計変に見えたもので、私は嫌いでした。

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