松本電鉄・諏訪バス
1982(昭和57)年導入車
写真:上高地焼岳(1988.5.27)
1980年代に入ってからの車種選択の継続の中で、1982年には、首都圏などから上高地に向かうリゾート直行バス「さわやか信州号」用に、標準床の貸切新車が導入されています。
路線車
いすゞK-CQM500(諏訪バス209・210)
諏訪バス 209(松本22あ853)
画像:「日本のバスボディデザイン」(1983)クラリオン
諏訪バスでは引き続き前後ドアの路線バスタイプを増備。霧ケ峰線に使用するため高出力になっています。諏訪バスこそ前ドアしか使用しないし、観光路線には貸切格下げ車が活躍中なので、松本電鉄のような前ドアメトロ窓を導入すればと思うのですが、色々考え方があるようです。
松電グループの路線バスでは比較的新しい車両だったのですが、諏訪バスでは1990年代に中古の冷房車を大量導入したため、塗り替えもされずに早めに廃車になりました。
貸切車
いすゞK-CSA650(諏訪バス811?〜814)
諏訪バス 809(松本22あ801)(※同型車)
画像:信州観光バスセンターカタログ(1987)
3年連続で導入された富士重工R1型フルデッカーの最終年度。
諏訪バスには4両入ったようですが、813・814がいすゞであるということ以外、不明です。また車番が分かっているいすゞ車も写真がありません。ここでは、1981年製のいすゞ車の写真を掲載しておきます。
三菱K-MS615S(松本電鉄200〜202、松電観光バス571・572)
松本電鉄 201(松本22あ867)
撮影:松本営業所(1988.4.22)
3年連続で導入された富士重工R1型フルデッカーの最終年度。
松本電鉄と松電観光バスは三菱ふそうでした。
いすゞK-CSA580(松電観光バス573〜575)
松電観光バス 583(松本22あ896)(※同型車)
画像:信州観光バスセンターカタログ(1985)
上高地乗入用の平屋根車。低いボディですが、カーブドガラスを用いて、スマートに見せています。
いすゞ車は松電観光バスに3両が入りました。
※写真は同形の次年度導入車を代用しています。
三菱K-MS615N(松本電鉄210〜214、松電観光バス576〜578)
松本電鉄 211(松本22あ858)
撮影:双葉SA(1986.8.18)
上高地乗入用の平屋根車は同じボディでいすゞと三菱があり、三菱車は松電観光バスに3両(576〜578)、松本電鉄に5両があったようです。
松本電鉄 210(松本22あ857)
撮影:上高地(1988.7.2)
「さわやか信州号」(新宿・大阪〜上高地)に使用される車両で、1988年に貸切新カラーに塗り替えられると同時に、夜行バスに耐えうる10列シートに改造されました。
東京や大阪からの「さわやか信州号」に使用されるため、シーズンになると窓にカッティングシートの文字を貼っています。
いすゞK-CDM410(松本電鉄225、松電観光バス706)
松本電鉄 225(松本22あ871)
撮影:松本営業所(1988.5.25)
1982年の中型貸切バスはいすゞが採用されました。
三菱はセミデッカーでしたが、いすゞにその設定はないため、大きな明り窓がつくオプションで背を高く見せています。また、縦目のハイデッカー風のマスク、スィングドア、ブラックアウトした側窓とデラックス仕様になっています。
結果的に松本電鉄のこの車両が、このカラーで最後まで残る現役車となりました。