松本電鉄・諏訪バス
1977(昭和52)年導入車
写真:霧ケ峰高原のビーナスライン(1990.6)
1977年からは、貸切バスはセミデッカータイプに切り替えられました。また、路線バスは諏訪バスで中型バスの導入が始まるなど、微妙な変化があった年です。写真は、レンゲツツジの咲くビーナスラインを行く諏訪バスの観光路線バス。ちょうど、下の方に掲載している38号が直線塗り分けに塗り替えられ、路線バスに格下げされた姿です。
路線車
三菱MK115H(諏訪バス40〜45?)
諏訪バス 40(松本22か141)
撮影:岡谷駅(1988.11.23)
諏訪バスでは、この年から中型バスを主に増備するようになりました。三菱といすゞとを導入しています。
この車両は1982年頃に小形ナンバーに変わっています。廃止代替に使用するため貸切登録に変更する際、立ち席をなくしたのでしょうか。
諏訪バス 45(松本22あ558)
撮影:茅野営業所(1990)
諏訪バス 41(松本22あ555)
画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)
1989年に塗替えが行われ、赤面積が多く直線的な新塗り分けに変わりました。
上の写真と見比べると分かりますが、塗り分けが変わった以外にも、クリーム色が明るくなり、赤も多少鮮やかに見えます。旧カラーの赤は、退色のせいか渋みが増していました。
いすゞCCM410(諏訪バス391〜395?)
諏訪バス 393(松本22あ563)
撮影:茅野営業所(1989.3.21)
三菱と同時にいすゞの中型バスも導入されました。こちらは、いすゞCCMの当時の標準仕様だったメトロ窓になっています。また、前面の方向幕の両側は特徴ある盛り上がりが見られます。
諏訪バス 393(松本22あ563)
撮影:茅野営業所(1990)
やはり1989年に、新塗り分けに塗り替えられました。
メトロ窓車ということもあり、塗り分けが変わるとだいぶ新しいイメージになります。
貸切車
いすゞCRA580(松電観光バス710〜714?)
松電観光バス 710(松本22あ535)
撮影:松本営業所(1988.10.5)
1977年から導入が始まったセミデッカータイプで、松電観光バスにはいすゞが採用されました。川崎ボディのハイデッカーⅠ型です。
三菱MS513N(松本電鉄770〜772、諏訪バス37〜39?)
諏訪バス 38(松本22あ559)
画像:諏訪バス絵葉書
松本電鉄と諏訪バスでは三菱車を選択しています。呉羽ボディのセミデッカーは前時代的な迫力がありますが、新しくは見えません。前面のマスクの形、屋根の丸さ、窓の丸さ、どれをとっても10年前と変わらず、貸切バスとしての商品力も劣っていたのではないかと思ってしまいます。
諏訪バス 38(松本22あ559)
画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)
諏訪バス 38(松本22あ559)
画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)
諏訪バスのセミデッカーは、1988年に観光路線用に格下げされました。前面に大きめの方向幕が外付けされるとともに、直線のカラーデザインに変わりました。バンパーも黒色塗装されています。
前時代的だった呉羽ボディのセミデッカーが、見違えるほどではないまでも大きく近代化されました。