松本電鉄・諏訪バス
1974(昭和49)年導入車
写真:上高地の河童橋(1988.6.11)
1974年も、松本電鉄、諏訪バスともに大量の北村ボディの車両が導入された時期です。特に松本電鉄では、上高地の山岳観光路線バスの大型化のため、高出力車をまとめて20両購入しており、その後20年以上に渡って使われることになります。路線車
いすゞBU10(松本電鉄430〜439)
松本電鉄 430(松本22あ319)
松本電鉄 434(松本22あ322)
撮影:松本営業所(1988.12.6)
2人掛け座席を持つ郊外線用。松本営業所を中心に周辺部への路線に使用されていました。
明科営業所に配置されていた439のみは補助椅子付でした。これは恐らく、山岳路線である中房温泉線(穂高駅〜中房温泉)の使用を考慮したものと思われます。
外形では区別がつきませんが、上高地線に投入された450〜とは異なり、標準出力です。
いすゞBU10K(松本電鉄450〜469)
松本電鉄 458(松本22あ357)
撮影:上高地(1988.6.18)
松本電鉄 457(松本22あ356)
撮影:沢渡(1988.5.8)
1974年に20両が製造された上高地方面の山岳観光路線用高出力車。外観は一般車と変わりませんが、2人掛けシートに、2人掛けの補助椅子がついています。
この時期には、一部は松本営業所で一般路線に転用されている車両もありました。また、間もなく明科営業所や白馬営業所に転じた車両は、中房温泉や猿倉などの山岳路線でも重宝されます。
いすゞBU04(諏訪バス374〜382)
諏訪バス 381(松本22あ382)
撮影:茅野営業所(1989.3.21)
諏訪バス 378(松本22あ346)
画像:所蔵写真(上諏訪営業所 1990.4.1)
諏訪バスでは、前年と同じく短尺車を導入。外観も前年製と変わりません。
側面にベタ書き広告が多い中で、ない車両は貴重でした。
しかし車番381は登録番号は382。当時の現場では、取り違えが起きなかったか、余計な心配をしてしまいます。
いすゞBY31(松本電鉄470〜477)
松本電鉄 470
1974年には、いすゞと三菱の小型バスを8両ずつ導入、大町、塩尻、辰野営業所に配置しています。
三菱B360(松本電鉄480〜487)
松本電鉄 486(松本22か52)
三菱の小型バスは、「プリティローザ」と呼ばれるモデルチェンジ車。
貸切車
三菱B806N(松本電鉄410〜413・415、松電観光バス401〜403・405〜406、諏訪バス23)
松本電鉄 410(松本22あ329)
撮影:新島々営業所(1988.5.7)
三菱の貸切車。1の位4は忌番のようです。
この時には乗合に格下げられており、新島々営業所で最盛期の上高地方面への臨時バスに使われていました。
この年の夏に、同じ用途で新車のいすゞキュービックが投入されると廃車になりました。
諏訪バス 23(松本22あ311)
画像:松本電鉄・諏訪バス「トラベルガイド」(1975年)
諏訪バスに投入された同型車。
松電観光バス 402(松本22あ291)
画像:松本電鉄・諏訪バスグループ会社概要(1976年)
この年度には松電観光バスにも三菱車が入っていました。やはり404は忌番のようです。
三菱B360(松電観光バス)
松電観光バス (松本22か58)
撮影:本社営業所(1988.11.23)
ナンバーはついていますが、廃車置き場のような所に置かれた小型バス。貸切バスで、前面には小さな社名表示があります。車内にはハイバックシートを備えます。屋根上にダクトがあるため冷房車だと分かります。