Highland Shuttleの詳細

昭和の松電図鑑

写真:霧ケ峰高原(1992.7)

GI(グループ・アイデンティティ)導入に伴う路線バスのデザイン変更は、年が明けた1991年の新車から始まりました。貸切バス・高速バスのデザインと異なり、地色がクリーム色で、ロゴも「Highland Shuttle」に変わりました。
その後、ハイブリッドバス、リフト付バス、低床バスなどのバリエーションも登場します。


川中島バス 41783(長野22あ1783)
川中島バス

撮影:長野営業所(1992.7)

GIによるカラーデザイン変更の後、路線バスとして初めて新デザインで登場した新車です。前面のダイナミックストライプは、セイフティウィンドウと干渉するため細くなっています。
これは後に修正されますが、この車両は翌年以降もそのまま残っていました。

新デザインへの塗り替え

既存車両の塗り替え
川中島バス 41509(長野22あ1509)
川中島バス

撮影:長野営業所(1992.7)

まずは車齢の新しい角張った車両から塗り替えが始まりました。新しい車両を新しいデザインに塗ると、当然新車のように見えます。1984年以降に導入した車両については、松本電鉄、諏訪バス、川中島バスともに早くに新デザインに統一されています。

モノコックボディの塗り替え
川中島バス 41428(長野22あ1428)
川中島バス

撮影:長野営業所(1992.7)

1990年代のはじめといえば、まだ車両の大半が屋根の丸いモノコックボディでした。当然それらも塗り替え対象になります。
松本電鉄では1975年製以降を、諏訪バスでは1980年製などの一部を、川中島バスでは中古で購入していた車両のうち1976年製の三菱MP以降を塗り替え対象としました。
最終的には、松本電鉄でバス窓の1974年製2両も塗り替えられています。

中古車両の導入
川中島バス 41931(長野22あ1931)
川中島バス

撮影:長野営業所(2000頃)

諏訪バスと川中島バスでは引き続き中古車両の購入を行い、1991年以降、松本電鉄にも中古車両が入り始めました。当初はまだモノコックボディの車両でした。もっとも、大型方向幕、冷房付が主流になり、これまでの前時代的な雰囲気はだいぶ薄らいだ気がしました。

松本電鉄 10569(松本22あ1664)
松本電鉄

撮影:松本営業所(1994)

1993年頃になると、中古車でもスケルトンタイプのボディが現われ、一見新車に見えるようになります。松本電鉄では淡路交通から、川中島バスでは東京都から、少し遅れて諏訪バスでは京阪バスから、当時まだ新車としても作られていた車両と同じ顔の中古車が続々とやってきました。

デザイン・バリエーション

標準デザインの地色修正
川中島バス 42147(長野22あ2147)
川中島バス

撮影:長野営業所(2000頃)

1996年の中古導入車から、地色のクリーム色が少し薄い色に変わりました。写真で見るとほとんどわからないレベルですが、左隣の車両は濃いクリーム色なので、よく見ると違いが分かります。
薄いクリーム色での新車は諏訪バスに存在するのみです。

川中島バス 40475(長野20か475)
川中島バス

撮影:長野営業所(2005)

2004年の中古導入車から、川中島バスでは地色を貸切バスなどと同じ白に変更しています。
なお、同時期の松本電鉄と諏訪バスは従来のクリーム色のままとなっています。

ハイブリッドバスカラー(1994〜)
松本電気鉄道 10470(松本200か1672)
松本電鉄

画像:松本電鉄パンフレット(1994)

1994年から上高地に投入されたハイブリッドバスは、高速・貸切バスと同じ白地になり、「低公害車両」の文字と地球のマークが入れられました。

リフトバスカラー(1995〜98)
松本電気鉄道 10500(松本200か1736)
松本電鉄

画像:松本電鉄パンフレット(1995)

1995年に松本電鉄に導入されたリフト付バスは、白地になると同時に、「Highland Shuttle」ロゴの前に車いすのピクトグラムが、ロゴの下に「With a Wheelchair Lift」の文字が入れられました。
このデザインは、その後川中島バスに入ったリフトバス2両と合わせて、3両のみで終わっています。

低床バスカラー(1999〜)
川中島バス 40150(長野20か150)
川中島バス

撮影:長野営業所(2005)

1999年に川中島バスに導入されたワンステップバスから、低床車用のバリエーションが誕生します。同年の松本電鉄のノンステップバスも同様で、ノンステ・ワンステ両方に用いられます。
地色は白で、床に上がる人のピクトグラムと「Easy Step-in」のロゴが入ります。
その後、中古車も含めて車いす用スロープの有無に関係なく、ノンステ・ワンステに採用されるデザインとなりました。(現在はノンステのみ)

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80s岩手県のバス“その頃”