岩手県北バスの貸切バスカタログ
岩手県北バスが発行した貸切バスのカタログの中から、いくつかをご紹介します。
当時、毎年のように新しいタイプの貸切バスを投入していた岩手県北バスの、その時期の顔ぶれがよく分かります。
岩手県北自動車(1983)20人乗りマイクロ貸切バスデビューチラシ
岩手県北バスが導入した20人乗りのマイクロ貸切バスのチラシです。まだ規制緩和前のよき時代ですが、小口旅行需要にいち早く対応した県北バスの積極姿勢が見て取れます。
岩手県北自動車(1985)貸切バス「フルライン9シリーズ」カタログ
岩手県北バスが3軸スーパーハイデッカーの「トップエクスパー」登場後に作成した貸切バスのカタログです。9種類の貸切バスがタイプごとに紹介されています。表紙下の一覧表から、当時95台の貸切車を保有していたことがわかります。ただし、主力はまだ標準床のモノコック車である「スーパーデラックス」(32台)で、「スケルトンデッカー」はまだ15台です。
主な内容|トップエクスパー|エクスパー35|スケルトンデッカー|ミドルデッカー・スーパーデラックス
岩手県北自動車(1988)貸切バス「フルライン12シリーズ」カタログ
1988年4月の発行なので、私が岩手県を去った直後のものですが、頂いたのだと思います。表紙には、私が見たことのない日野のスーパーハイデッカーが写っています。背景は西根の自社経営による温泉施設「ゲンデルランド」です。ほかに、「スーパーフルデッカー」と「スーパーデッカー」の2車種、それと「ダブルデッカー」が加わり、12車種になったようです。「スーパー」を冠した呼称は最新型のデッカータイプにつけられていますが、これはあくまで最新型であることを強調するためのネーミングでしょう。