あの夏の日、夢に見たこと。

窓辺で見た夢・・・岩手県交通の新車

夏休みとか春休みとかの長期休みになると、生まれ故郷に帰って友達と会ったり、どこかに旅に出たりと、1週間単位で岩手県から離れることも多々ありました。
そんな時、盛岡駅から列車に乗り込む前、ふと振り返って、「次に帰ってきたときには、岩手県交通に見知らぬ新車が入っているのかな」などと駅前広場を一瞥したりします。
そして、久々に帰ってきた時、「驚くべき新車が現われないだろうか」と秘かな期待を胸に、駅前ロータリーに足を踏み出すのです。
結局、その夢は叶いませんでしたが、ここではそんな時に夢見た新車を描いてみます。


盛岡市内線の大型路線バス
岩手県交通 いすゞP-LV314L(1985〜88年)
岩手県交通

岩手県交通の2ドア大型車の新車は1980年以来入っていませんでしたが、その後継車を想像しました。
盛岡市内線を担当する滝沢、巣子、松園、都南、矢巾に1両ずつの5両が投入されます。毎年5両ずつ新造していれば、4年間で20両もの新車が盛岡市内を走り回ることになります。
残念ながら、そんな新車を見ることもなく、私は岩手県を後にすることになりますが、結局、私のいない盛岡市内にも、このバスが走ることはありませんでした。

中距離用の大型路線バス
岩手県交通 いすゞP-LV218L(1986年)
岩手県交通

前ドアの路線バスで、高出力でエアサス。1980年製のK-CLA500の後継車。さすがにこの年式なら、冷房付です。
上記の2ドア車が盛岡地区に投入されたため、こちらはバランスを取って県南部や沿岸部に配置されました。
・・・などということはなく、いすゞキュービックバスの横引き窓車は、岩手県交通にはその後も登場していません。

標準床の貸切バス
岩手県交通 いすゞP-LV218N(1985年)
岩手県交通

岩手県交通でのLV世代の標準床貸切バスは、古めかしいモノコックボディで新造されましたが、このキュービックボディにすれば、商品価値も上がるだろうと思いました。
LV登場時のプレスには、「一般観光」もこのボディにモデルチェンジと書いてあったので、貸切バスもこのボディになったのだろうという勘違いもありましたが。
実際には、このボディは路線シャーシにしか架装されず、タイヤハウスの張り出しが大きく居住性も劣ります。それでも、角張ったボディに急速にシフトしていたこの時代、標準床車を作るのなら、こっちの方がマシだった気がします。

岩山定期観光線用の中型路線バス
岩手県交通 いすゞP-LR312J(1987年)
岩手県交通

岩山定期観光線には、1980年に盛岡市からの補助金により購入した2両の中型バスが使用されていましたが、新車に置き換えるとしたらこんな車両、と想像していました。
前ドア、横引き窓、冷房付という前任のCCM410の仕様は引き継ぎながら、前面は路線バス仕様になっています。なぜかというと、観光型の前面スタイルは、間延びしたようで好きではなかったからです。
なお、新車は1991年には現実化したそうですが、その仕様は、間延びした前面スタイルだったそうです。

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80s岩手県のバス“その頃”